万年筆インクの特徴を徹底解説!選び方・基本的な使い方まで
万年筆を使う上で万年筆用のインクを抜かしては語れません。
最近では若者から年配の方までお気に入りのカラーインクを万年筆に入れて楽しんでいるようです。
今回は多くの人が夢中になっている「万年筆のインク」について基本から応用の使い方まで解説していきます。
万年筆インクの種類と特徴は
一概に万年筆のインクといってもいくつかの種類があるのはご存じでしょうか?
インクの違いは色の違いだけだと思っている方が多いようですが、万年筆に使われるインクは種類によって成分が全く異なります。
インクの種類によって特徴も異なりますので、用途に応じてインクを使い分けることによって万年筆を使うのがもっと楽しくなります。
万年筆のインクの種類は大きく分けて3つあります。
染料インク
染料インクは最も一般的なインクです。万年筆用のインクの多くはこの染料インクです。
色材に染料が使われており、水に溶ける性質を持っています。
扱いやすく、万年筆内部のトラブルなども起きにくい初心者でも安心して使用できるインクです。
水に弱く、濡れると文字が読めなくなってしまう事もあります。また光の影響で色褪せが起こる恐れもあります。
顔料インク
色材に水に溶けない性質を持つ顔料を使用しているインクです。
顔料はとても細かな微粒子になっていて、耐光性、耐水性にも優れています。
また染料インクよりもはっきりとした筆跡となり滲みにくいです。
しかし、一度固まると溶けにくいため万年筆内部で固まってしまうと最悪、分解修理などが必要になりますので注意しましょう。
没食子インク
染料インクに特殊な製法で鉄分と酸を加えたインクです。
紙に筆記すると次第にインクが酸化していき、文字が黒に近づいていきます。
同時に耐水性、耐光性も増していくので長期保存にも向いています。
化学反応を利用して色を出すタイプですが、現在はあまり多く販売されていません。
色の移り変わりが味わい深く、万年筆愛好家に好まれるインクです。
インクの使用形式は?
万年筆でインクを楽しみたい場合、あらかじめインクが入ったカートリッジを使用する方法と、ボトルからコンバーターでインクを吸入して使用する方法の2つがあります。
手軽さを求めるなら「カートリッジ」形式
カートリッジを使うとお手軽にインクを使用することが可能です。
プラスチック製のカートリッジ内にインクが入っていて万年筆に装着するだけで使用できます。
ただしカートリッジは販売されているインクの色に限りがあるため、色数のバリエーションは少なめといえます。
インクを楽しむなら「ボトルインク+コンバーター」形式
この方法なら好きな色のボトルインクと万年筆に適合するコンバーターさえあれば使うことができるので使えるインクの色は無限大です。
さまざまなインクの色を楽しみたい場合はこの方法がおすすめです。
インクの基本的な扱い方
基本的に万年筆とインクは同じメーカーを使うのがおすすめです。
万年筆がPILOT製ならインクもPILOT製を使うといいでしょう。
インクは混ぜない
同じメーカーのインクでも、インク同士は絶対に混ぜてはいけません。
化学反応により思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。
ただし混色OKなインクも存在します。
入れ替えるときはしっかりと洗う
インクを別の色に入れ替えるときは万年筆の内部をしっかりとクリーニングしてあげましょう。
ペン先を水に入れて内部のインクを完全に溶かしだし、乾燥までしっかりと行いましょう。
なるべく毎日使う
万年筆はしっかりと使い続けてあげることが一番のお手入れだといわれています。
内部でインクが固まってしまうなどのトラブルを避けるためにも、インクを入れた万年筆はなるべく毎日使用するといいでしょう。
万年筆インクの注意事項は?
万年筆には各ブランドがあり、インクも同様に多種多様な種類が展開されています。
万年筆を選んだ後に、お気に入りのインクを探し出すのも万年筆を使う大きな楽しみの一つです。
しかし万年筆のインクを選ぶうえで注意点があります。
それは大前提として万年筆と同じブランドのインクを使うという事です。
これは万年筆ブランドごとにインクの粘度や表面張力などが異なっており、万年筆はそのブランドごとに合わせてインクが設計されているためです。
他ブランドのインクを入れるとインクの出が悪かったり、インクが出すぎてしまったりすることがあります。
またメーカーによっては他ブランドのインクを使用して入れば保障の対象外になるなどのこともありますので注意しましょう。
こだわる方には「オリジナルカラー」がおすすめ
市販されているだけでも数えきれないほどの種類が存在する万年筆のインクですが、もっとこだわりたいという方にはオリジナルカラーのインクがおすすめです。
セーラー万年筆ではインクブレンダーの石丸治さんがお客さんのリクエストを聞きながらインクをブレンドしてくれる「インク工房」を定期的に開催しています。
自分のイメージ通りの世界に一つだけのカラーインクを作ることができます。
また他にもインクを調合してオリジナルカラーを作れるお店や、イベントが開かれたりしているので行ってみると面白いと思いますよ!
おわりに
万年筆のインクは性質や使い方の基本を覚えると、万年筆ライフをより楽しいものにしてくれます。
実際に自分で筆記してみないと微妙な色合いがわからない場合もあります。
また、使う万年筆によってもインクの表情は変わってきます。
ですのでどんどん色々なインクを試してお気に入りを探してみてください。
最初の一本におすすめ万年筆ランキング
万年筆を使ってみたいけど数多くある万年筆の中どれを選べばいいのかわからない、そんな方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は最初の一本におすすめの万年筆をご紹介します。
手が出しやすい価格という事で、「4000円以下」の万年筆を厳選して紹介していきます!
最初の一本におすすめ万年筆
最初の一本には以下の万年筆がおすすめです!
カクノ【パイロット】
2014年度グッドデザイン賞・キッズ賞を受賞した万年筆です。
シンプルで使いやすく、子供向けに作られていますが大人にも最初の一本としておすすめできる万年筆です。
基本的に万年筆は正しい持ち方で書かないとインクが出にくい構造になっています。
カクノは持ち手が六角形で持ちやすいため正しい持ち方で筆記できます。
ペン先にある「笑顔マーク」がポイントとなっておりデザインも大変かわいらしいです。
カートリッジ式ですのでインクの入れ替えもお手入れもらくらくです。
手にも馴染みやすく、カリカリとした書き心地が癖になります。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
小売価格 | 1,080円 |
太さ | 極細字/細字/中字 |
ペン先 | ステンレス |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
サファリ【ラミー】
世界中で高い人気があるドイツメーカーのシリーズです。
正しく握りやすいようにボディに窪みが設けられています。また、小窓がボディについておりインクの残量を確認できるのも便利です。
カラーの種類も豊富なので好みのデザインが選べて人気です。
時々発売される限定モデルなどもあり、いつもファンを魅了しています。
買いそろえたい衝動にかられますが、種類が多くて揃えられないのが難点です。(笑)
おすすめ度 | ★★★★☆ |
小売価格 | 2,215円 |
太さ | 極細字/細字/中字 |
ペン先 | スチール |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
コクーン【パイロット】
2013年度グッドデザイン賞を受賞した万年筆です。
万年筆慣れしていない10代~20代の若者向けに開発され基本性能にとことんこだわって開発された高品質な万年筆です。みためがシャープで金属質なデザインがスマートで人気の理由のひとつです。
まるっこく手になじみやすいので女性にも合うデザインとなっております。
重心と重量のバランスが考え抜かれており、書き心地が気持ちいいです。普段使いにもおすすめで最初の一本には最適な万年筆です。
おすすめ度 | ★★★★★ |
小売価格 | 2,390円 |
太さ | 細字/中字 |
ペン先 | スチール |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
バランス【プラチナ萬年筆】
仕事用としておすすめの万年筆です。
ペン先は金メッキ仕上げになっているので高級感があります。
胸ポケットなどに忍ばせておけば一気に大人の雰囲気を演出できます。
インクが乾きにくく、滑らかな書き心地が持続できます。
高価な万年筆に手を出すのは気が引けるけど、安っぽい万年筆を買うのもちょっと、という方におすすめの万年筆です。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
小売価格 | 2,640円 |
太さ | 細字/中字 |
ペン先 | ステンレス金メッキ |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
ヤングプロフィット【セーラー万年筆】
100年以上の歴史を持つ日本最古の万年筆メーカーであるセーラー万年筆の一本です。
価格は非常にリーズナブルで、細身のデザインが胸ポケットで最適な存在感を出してくれます。
デザイン性だけでなく、普段使いにもピッタリな機能性も持ち合わせており非常におすすめです。
また、セーラーの万年筆は「日本語」に適したペン先に仕上がっていて書きやすいです。
おすすめ度 | ★★★★★ |
小売価格 | 3,780円 |
太さ | 細字/中字 |
ペン先 | ステンレス |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
F-ラパ【オート】
色味がクラシカルで大人の文房具感が漂う万年筆です。
リーズなブルな価格の割に安っぽく見えず価格以上の満足感が得られます。
また、女性にも持ちやすい太さで、インクフローも良く滑らかな書き心地となっていますので、女性の方の最初の一本の万年筆にもおすすめです。
オートは設立が1919年とかなり歴史のある日本のメーカーなので品質も信頼できます。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
小売価格 | 1,560円 |
太さ | 中字 |
ペン先 | スチール |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
プラウド万年筆【オート】
日本の老舗メーカー「オート」が展開する万年筆です。
職場でも使用できる大人のフォーマルなデザインが特徴的で、書き心地も滑らかです。
お値段以上の高級感で大変人気があります。
また、ラバーグリップのため長時間書き物をする方にも向いています。
重さも適度にあり、身に着けているだけで大人な雰囲気が醸し出されること間違いなしです。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
小売価格 | 1,415円 |
太さ | 細字/中字 |
ペン先 | スチール |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
レクル【セーラー万年筆】
パワーストーンをモチーフにデザインされた万年筆です。
ボディの色が非常に美しく、女性人気も高いです。色は5色展開されており、それぞれに「宝石言葉」が添えられています。
色によってはラメが入っており、女心をくすぐる素敵なデザインとなっています。
おしゃれさんにぴったりの一本ですね。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
小売価格 | 2.292円 |
太さ | 中細字 |
ペン先 | ステンレス |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
プレピー【プラチナ萬年筆】
こちらの万年筆はなんと「300円」程度で購入できる非常にリーブナブルでお財布に優しい一品です。
この安さのわりにしっかりとした万年筆としての機能を備えており、コスパは最強です。
累計1000万本以上売れている現状も納得です。
カートリッジ式のため持ち運びにも便利です。ペン先はステンレス製で書き心地は滑らかです。
7色展開で、たまに発売される限定モデルなども人気があります。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
小売価格 | 302円 |
太さ | 極細字/細字/中字 |
ペン先 | ステンレス |
補充方式 | カートリッジ |
アルスター【ラミー】
ドイツの筆記用具メーカーであるラミーが展開する万年筆です。
この万年筆はリーズナブルな割にとても頑丈で気軽にヘビーユースすることができるので初めて万年筆を買う方にもおすすめです。
デザインも極めて現代のドイツ風でとてもおしゃれです。
カラーも豊富に取り揃えており、ポップなデザインが見ているだけも楽しいです。
おすすめ度 | ★★★★★ |
小売価格 | 2.650円 |
太さ | 中細字 |
ペン先 | スチール |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
おわりに
以上、初心者が最初に持つべき万年筆を紹介しました。
基本的に低価格ものを紹介しましたが、今回紹介した万年筆は安くても機能性はばっちり備わっていますので安心してください。
最高の万年筆デビューとなることを願っています!
万年筆の魅力とは?若者から年配の方までメリット満載でおすすめ
みなさん文房具は何をお使いですか?
おそらくシャーペン、ボールペンが一般的でしょう。
そんな中で、今回私が紹介したいのは「万年筆」です。
万年筆と聞くと、なんだか芝居が高いような気がしてしましまいますね。手入れも面倒くさそうだし、特別な時にだけ使うもの、年配の方が使うものといった印象でしょうか。私はそうでした。
しかし!それは非常にもったいないです!
万年筆は実際に使いだすと、魅力がたっぷりで、若者も年配の方も普段使いできる非常に素晴らしい代物なのです。
今回は幅広い年代の方におすすめな万年筆の魅力を皆さんに伝えていきたいと思います!
書きやすい万年筆おすすめランキング!書き心地にこだわる方必見 - ウエズ文具
万年筆とは?
そもそも万年筆とはどのような代物なのでしょうか。
万年筆というのは、その名の通り「末永く使える長寿な筆記用具」です。
といことで万年筆の魅力を詳しく見ていこうと思います。
万年筆の魅力・メリット
万年筆には非常に魅力的なポイントが満載です。
書き心地が良い
万年筆は筆圧をかけることなく、スラスラとなぞるように書くだけでしっかりとした文字を書くことができます。
スラスラと流れるような書き心地はボールペンでは味わえない気持ちよさです。
僕も初めて万年筆の書き心地を味わったときは感動しました。
そして、なによりも筆圧がほとんど必要ないので手が疲れにくく長時間の執筆作業にもぴったりです。
文字が美しく書ける
万年筆で書かれた文字はとても味わい深く、きれいに見えるというメリットがあります。
この理由は、万年筆で書く文字には、色の濃淡がはっきりしていて、線の強弱もボールペンなどでは絶対に出せない魅力的な独特の味わいがあるからです。
そして、筆圧によって時の太さやインクの出方も変わるため、トメ、ハネ、ハライといったものがとても美しく表現されます。
万年使える
万年筆はその名の通りしっかりと手入れをすれば何年で使い続けることができます。
インクがなくなればインクを補充すればいいですし、壊れたら修理することで半永久的に使えます。
半永久的に使い続けることができるので、非常に愛着感をもって使う事ができます。
これはボールペンにはない万年筆の魅力ですね。
ファッション性を追求できる
万年筆は蓋を開けた時にその特徴的なペン先の見た目から、一目で万年筆であるとわかります。
ボールペンが一般的な中、万年筆を使う人があまりいないので、万年筆を使っている人はなんだかおしゃれで目立ちます。
自己満足かもしれませんがやはり人と違うというのは大きいな魅力の一つです。
オリジナル性がある
万年筆は使い続けることでニブポイント(ペン先)の紙に当たる部分がすり減っていき、自分の書く時の癖が万年筆染みつきます。
このことによって、自分が書くときはスラスラと流れるように書くことができますが、他人が使うと紙に引っかかったりしてうまく書くことができません。
このように大切に扱い、育てていくことで自分だけの一品になり自分の一部のように感じることができます。これが大きな愛着審になって万年筆が可愛く見えてきます。
手軽に所有欲を満たせる
万年筆は趣味性も高く、所有欲をそそりますが、大きなポイントは価格が比較的安価な点でしょう。
また、場所をとらないのも良いところですね。置き場所に悩まず、気軽に飾ることも可能です。
万年筆のデメリット
大変魅力的な万年筆ですが、注意すべきデメリットもいくつかあるので紹介します。
乾燥に弱い
インクを使っているという性質上、乾燥には弱いです。
したがって、キャップを外したままで放置しておくとインクが固まってしまいます。キャップの付け外しが面倒くさいという煩わしさはあります。
定期的な手入れが必要
万年筆を長く使い続けるためには、時々ぬるま湯で中を掃除してあげ、定期的なお手入れをすることが必要不可欠です。
やっぱりこの手入れのひと手間が面倒くさいと感じる人もいると思います。
しかし、万年筆の最大のお手入れは毎日使ってあげて書くことです。しっかりと使ってあげればお手入れは半年に1回程度でも十分でしょう。
価格が高い
気になるのはボールペンと比べてしまうとやはり価格が高価なことですよね。
高価なものの値段は挙げたらきりがないです。
安価なものは1000円ぐらいから購入できますが、100円で購入できるボールペンと比べるとやはり高いですね。
しかし、一度購入すれば半永久的に使うことができるので、一生ものの代物と考えれば納得できる価格でしょう。
インクの取り換えが必要
当たり前のことですがインクがなくなったら補充が必要です。その補充が若干面倒くさいです。
しかし、この面倒くささはインクカートリッジを使うことで解決できます。
しかし、僕的には万年筆のインクを補充するのも楽しさ、魅力の一つです。
手書きの魅力
デジタル化が進み、手書きをする機会が少なくなった今だからこそ、万年筆を手にしてみると、不思議と誰かに手紙を書きたくなったり日記をつけたくなったりします。
また、インクの色を変えることができるのも万年筆の良いところですね。
一度使うと「手で書くこと」そのものが楽しくなります。
万年筆が持つ個性的な風合いは、文字以外の何かを書いてみたいと思わせてくれるます。そんな時は万年筆でお絵描きしてみると面白いです。
水性インクの濃淡や滲みを上手く利用できれば、まるで水彩画のように仕上げることもできます。
万年筆は日常に彩りを添えてくれる
万年筆はインクの種類や使い方によって、無限の可能性を秘めていて、その魅力に病みつきになってしまう方もいらっしゃいます。
今まで万年筆とは関わる機会がなかった方もこの機に使い始めてみてはいかがでしょうか。
今まで味わったことのない体験をすることができるかもしれませんよ。
書きやすい万年筆ランキング
万年筆を選ぶ際に非常に重要なポイントは「書きやすさ」です。
価格が高ければ高いほど書きやすいというわけではないので、自分にあった万年筆を選ぶことが大切です。
この書きやすさの好みとしては「硬め」「柔らかめ」で分けることが多いです。
好みの見分け方としては、筆圧が強いほど硬い書き心地の万年筆が適しているといわれています。
そこで今回は「硬めの書きやすい万年筆」と「柔らかめの書きやすい万年筆」を分けてそれぞれ厳選して紹介していきます。
硬めの書きやすい万年筆
サファリ【ラミー】
絶大な人気と知名度を誇る万年筆の一つです。
カジュアルな万年筆としと普段使いの万年筆としてとてもおすすめの一品です。
ペン先はステンレスが使用されており、硬い書き心地が特徴的です。
特に筆圧の強い人に最適で、価格もリーズナブルです。初めて万年筆を扱う方にも書きやすいのでおすすめです。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
小売価格 | 3,013円 |
太さ | 細字 |
ペン先 | スチール |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
#3776センチュリー【プラチナ萬年筆】
プラチナ萬年筆の万年筆は日本最高峰の品質を理念に作られた人気の万年筆として、マニアからも大人気です。
富士山の標高が名前に付けられているのが特徴的です。
14金をペン先に使用していますが、プラチナ萬年筆では他ブランドと比べて書き心地が硬めとなっていますので適度な硬さの書きやすさが実現されています。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
小売価格 | 6,480円 |
太さ | 極細字/細字/中字/太字 |
ペン先 | 14金 |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
エキスパート【ウォーターマン】
この万年筆は持った時の重さとバランスが絶妙で非常に書きやすいです。
ペン先が自分の思った通りに操作することができるので、細かい字も力を入れずにすらすらと流れるように書くことができます。
書き心地はシャリシャリとした感じでヌラヌラした他のペンよりもペン先から伝わる心地よい摩擦感がたまりません。
一生使い続けたいと思える一品です。
おすすめ度 | ★★★★★ |
小売価格 | 9,375円 |
太さ | 細字 |
ペン先 | ステンレススチール |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
ソネットオリジナル【パーカー】
超有名ブランド「パーカー」が展開している人気の万年筆です。
ペン先をステンレスと金のどちらかで選ぶことができる高級感のある仕上がりになっています。
金のペン先は比較的柔らかい書き心地ですが、ステンレスのペン先の万年筆ならより硬い書き心地が味わえます。
単に硬いだけでなく非常に使い勝手の良い万年筆だといえます。
おすすめ度 | ★★★★★ |
小売価格 | 16,095円 |
太さ | 細字 |
ペン先 | 18金 |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
柔らかめの書きやすい万年筆
プロフィット【セーラー万年筆】
比較的安価な割に特殊なペン先を使用しており、非常に滑らかな柔らかい書き心地を体感することができます。
ペン先といえば「セーラー」と声が上がるほど滑らかで書きやすく、万年筆愛好家からも絶大な人気を誇っています。
リーズナブルなので価格と書き心地のバランスを重視している人には非常におすすめする万年筆です。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
小売価格 | 1,364円 |
太さ | 細字/中字/太字 |
ペン先 | ステンレス金メッキ |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
カスタム74【パイロット】
この万年筆は柔らかい書き心地と馴染めば病みつきになる書き心地が手書きの魅力を存分に引き出してくれます。
値段もリーズナブルなのでペン先の違う万年筆を複数本持ちたいという方にもおすすめです。
おすすめ度 | ★★★★☆ |
小売価格 | 7,180円 |
太さ | 極細字/細字/中字 |
ペン先 | 14金 |
補充方式 | カートリッジ/コンバーター |
マイスターシュテュック【モンブラン】
万年筆の中でも圧倒的な人気を誇る、高級感抜群の名門ブランド「モンブラン」の一品です。
万年筆好きなら誰しもが一度は憧れるほどの人気です。
気品のある素材感と抜群の柔らかい心地から、ブランドだけでなく確かな機能性も人気の理由です。
とにかく書きやすさと高級感を求める方におすすめできる万年筆です。
おすすめ度 | ★★★★★ |
小売価格 | 60,480円 |
太さ | 中字 |
ペン先 | 14金プラチナ装飾 |
補充方法 | 吸入式 |
スーベレーン【ペリカン】
万年筆といえばこのブランド「ペリカン」が展開する書きやすさにこだわった一品です。
軸のどの部分を持っても疲れを感じさせない完璧に計算されたボディーと、ペン先の絶妙な硬さが常にスムーズな書きやすさを提供してくれます。
万年筆の愛好家からも非常に人気があり、プレゼントにも最適な万年筆です。
お母さんお父さんにプレゼントする方が多いようです。
おすすめ度 | ★★★★★ |
小売価格 | 30,240円 |
太さ | 極細字/細字/中字/太字 |
ペン先 | 14金 |
補充方式 | 吸入式 |
おわりに
以上、書き心地別に書きやすいおすすめ万年筆を紹介しました。
万年筆はブランドや種類によって書き心地がかなり変わってくるので何本か選んで気分によって使い分けても良いかもしれません。
あなたがお気に入りの一本と出会えることを願っています。
他にも書きやすい万年筆などありましたらご意見待っています。
文房具の魅力!見ているだけでワクワクが止まらない文具紹介
皆さんどうもこんにちは。
僕は文房具を集めるのが大好きです。
文房具っていう響きだけでも魅力を感じてしまいます。
文房具屋さんに行くといろんな種類のペンや消しゴム、その他の文具であふれています。ワクワクが止まりませんね!!
今回はそんな僕が感じている「文房具の魅力」とともに、「僕のおすすめな文房具」も紹介していきます。
文房具の魅力は?
僕が魅力を感じる文房具のポイントは大きく分けて5つあります。
機能性
一つ目は機能的であるという事です。
機能性の高い文房具は作業を効率化、快適化してくれます。なので機能的というだけで魅力を感じてしまいます。
例えばシャープペンシル一つとってもいえることですが、長年僕が愛用している文房具の中には「クルトガ」という商品があります。
クルトガは書いているとペン先が自動で回転するシステムとなっています。そのため芯がずっととがったままの状態を保つことができ書きやすいです。
最初に考えた人は天才ですね。
ネーミングセンス
文房具の名前のセンスというのも魅力を感じる一つの大きな要素ですね。
先ほども例に挙げましたが、「クルトガ」という商品の名前をよーく見てもらえれば、そのネーミングセンスの良さがわかると思います。
「クルトガ」という名前には「クルクル回って尖る」って意味が込められていますね!
クールな名前で機能性まで表した文房具はほかにもたくさんあるので探してみると面白いです。
可能性
文房具は日々進化しており、どんどんとその種類と可能性を増やしていっています。
昔は不便だったことも今ではさまざまな知恵によって改善されてきました。
例えば「針が不要のホッチキス」です。
いざという時でも針がなくなるという心配がないので大変魅力的です。
針の補充が必要ないというのも画期的ですよね。
こういう文房具を見ると、ほかの文房具を使っているときも「これを今よりもっと効率的に使う方法はないか?」とか真剣に考えちゃいます。(笑)
価格の安さ
様々なびっくりするような機能的な文房具がありますが、それらの価格が驚くほど安いというのも魅力の一つです。
先ほど紹介した「針のいらないホッチキス」も、普通だったら値段もそこそこしそうな感じがしますが、なんと1000円程度で買えてしまうんです。
学生でも手に届きやすい価格設定も文房具の魅力です。
懐かしさ
この「懐かしい」という気持ちを引き出してくれるのが文房具の一番の魅力といえるかもしれません。
ほとんどの人は小中学校に通います。そこで絶対に使うのが文房具(鉛筆、ノート、筆箱)です。つまり、子供のころからずっと文房具は僕たちのすぐそばにあるのです。
そんな昔からお世話になった道具だからこそ、文房具屋さんに行ってながめているだけで懐かしい気持ちになってしまいます。
「昔こんな文房具使ってたね~」なんて話になると盛り上がりますよね。
作る人の知恵を感じる
「知恵がある」というのは、学校などで勉強ができることと同じではありません。
人が気づかないようなことに気づき、そこに魅力的な価値を生むことができる人を「知恵のある人」というのだと思います。
そんな「知恵」を感じさせてくれるのが文房具です。
わかりやすいものを紹介すると「カドケシ」なんかがその一例ですね。
消しゴムは使っていると角がなくなっていき、使いにくくなっていきます。こんな当たり前のことを解決するために作られたのがこの「カドケシ」です。初めにこの商品を考えた人は、非常に知恵のある人だと思いませんか?
他にも「ホッチくる」という商品も知恵が感じられます。
普通のホッチキスでは中綴じは難しいです。ホッチキスの挟む部分の長さが短いため、なかなか真ん中まで届かないからです。
しかし「ホッチくる」では写真のグレーの部分が90度回転するため、紙の横からではなく紙の上下から中綴じすることがかのうになります。これを初めて見たとき、あまりの知恵の深さに仰天しました。
気分転換にもぴったり
普段使っているペンを変えるだけでも気分は変わります。
特に万年筆なんかは机の前で手にしただけなのに、ボールペンを握っている特に自分とは全く違う自分に気が付くことができると思います。
ペンが一本変わっただけなのに自分の気分や、周りの世界が変わった気がします。
そんな文房具の魅力が少しでも伝われば嬉しいです。
僕はこれからも文房具ファンでありたいと思っています!
【ペーパードライバー】レンタカー旅行で運転技術習得~往復300の旅~
どうもこんにちは。
みなさん、運転免許はお持ちですか?
僕は自動車の運転免許を取得してからちょうど半年が経過しました。
しかし運転免許を取得してから半年間、なんと1度も運転していません!
早くもペーパードライバーの仲間入りです。
そんなペーパードライバーな僕ですが今度、友達とドライブ旅行をする約束をしてしまいました。
もちろん免許を取得してから半年間1度も運転をしていないので、いきなり友達を乗せて運転なんてできる気がしません。絶対無理です。
そんなこと考えていても運転はできるようにはなりません。どうしましょう?
そうだ、練習すればいいんだ!!
でも一人で運転の練習するのは不安だし、誰かに教えてもらいたいなあ(さみしい
ということで、ベテランドライバー(運転歴35年)の父親にマンツーマンレッスンしてもらうことにしました。
どうせならこの機会に運転をマスターしたい!
では、運転を上達させるにはどうすればいいか?
そうだ、いっぱい運転すればいいんだ!!
ということで新宿(東京都)から榛名湖(群馬県)まで往復約300kmを運転しながら旅行することにしました。
今回は「ペーパードライバーの僕が300km運転して学んだ運転のコツ」を紹介していこうと思います。
初心者マークでアピール
運転中に他の車の運転手から煽られたり、何か文句を言われたりするとペーパードライバーの僕たちは平常心で落ち着いて運転することが難しくなります。
周りの運転手からは、僕たちがペーパードライバーであるかどうかなんてわかりません。
初心者マークをしっかりと目立つ位置につけて周りに「僕はペーパードライバーです!優しくしてね。」ということを伝えるようにしましょう。
初心者マークをつけることで周りのドライバーも気をつかってくれます。僕らペーパードライバーが危うい運転をしていても、怒られたり、クラクションなどを使って煽られたりすることは少なくなるでしょう。
しかし、僕が実際に初心者マークを猛烈にアピールしながら運転したにも関わらず、煽ってくる奴らがいました。
それは「タクシー」です。タクシードライバーは運転を職業としているのでめちゃくちゃ運転が上手いです。そのせいか、彼らは運転が下手くそな僕らペーパードライバーで遊んでいるように思えます。けしからん!
今回も実際に、タクシーが不必要なところで追い越してきたり、後ろから煽ってきたりしました。ベテランドライバーの父親もずっとタクシーに文句をいっておりました。(笑)
タクシードライバーの全員がそんな意地悪ではないと思いますが、確実に無力な僕らをいじめてくるタクシードライバーが存在するのは確かです。
今回の300kmの旅でタクシーの怖さを思い知りました。おそるべしタクシー。
車両感覚をつかもう
この「車両感覚」をつかむことが運転をするうえで一番重要なポイントだと思います。なぜなら車両感覚をつかむことで車を自由自在に扱うことができるようになるからです。
逆に車両感覚をつかめていない状態だと、車をまっすぐに走らせることができません。すると車線からもはみ出してしまうので事故につながる可能性が高いです。
このような状態で運転をしていると道幅が狭い道路を走行するときはおろか、普通の大通りで車とすれ違う時ですら、恐怖を感じることが多いです。
これでは運転を楽しめませんね。いつまでたっても下手くそなペーパードライバーです。
車両感覚をつかんで自由自在に運転できるようになればそのようなことはなくなります。ペーパードライバーの難関であるパーキングエリアでの駐車や、路上の縦列駐車だって楽々できるようになります。
では、車両感覚をつかむにはどうすればいいのでしょうか。
僕が300km走って学んだ「車両感覚」をつかむためのポイントを紹介します。
(ベテランドライバー父親から伝授してもらった方法です)
左の車両感覚意識して運転しよう
車両感覚をつかむうえで難しいと感じる大きな要因は、自動車の左側(助手席側)の感覚をつかむのが難しいということがあげられます。
車の左側と壁の間にどのくらいのスペースが空いているのかを把握するのは、僕らペーパードライバーには難易度が非常に高いです!
今回の300kmの旅でも、助手席に乗っている父親に「今、接触しそうだったぞ!」と何回も怒鳴られました。(けっこうスパルタでした)
実際にペーパードライバーなどの運転初心者が最も擦ることが多いのは助手席側のミラーだといいます。これは納得できますね。
ベテランドライバー父親いわく、自動車の左側の車両感覚をつかむのに一番重要なポイントは「左前方の視界」だそうです。
この「左前方の視界」を常に意識しながら運転するように心がけたところ、車両感覚がつかみやすくなりすぐに運転が上達しました。ぜひお試しあれ。
左の車両感覚をつかむための練習方法
車両感覚をつかむための具体的な練習方法をご紹介します。壁やブロック塀を使った練習方法です。
これは交通量の少ない場所や比較的広めの敷地で行ってください。
場所が決まったら「左ミラーが壁に当たらないように左にぎりぎりまで寄せる」という練習を繰り返しましょう。
ここで気を付けるポイントとしては、
・実際に降りてみて、ミラーと壁の隙間はどのくらい残っているか確認すること。
・そのあとに寄せた時の運転席からの左前の視界がどのように見えるかを確認すること。
この2つです。
初めのうちはかなり難しいと思います。
僕も300kmの旅を始める前に、この練習をさせられましたが全然うまくいきませんでした。
しかし1時間くらい練習するとミラーと壁の隙間が5センチくらいになるまで寄せられるようになりました。
この練習の後に大通りを走行してみると、周りの自動車を気にすることなく余裕で運転出来ちゃいました。本当におすすめの練習方法です。
交通事故のパターンを覚えよう
交通事故にはよく発生するパターンというものが存在します。
そういった事故が起こりやすいシチュエーションを、交差点や横断歩道、曲がり角、カーブなどの場面でそれぞれ覚えておくことが大切です。
そうすれば、事前に事故を回避することが可能になります。
これはペーパードライバーが運転するうえでもとても大切なことです。
たしかにペーパードライバーの僕らは経験が少ないですが、過去の事故のデータから学べることはたくさんあります。
ベテランドライバー父親いわく、新聞やテレビで報道されている交通事故について「なぜこの事故は起きてしまったのか」を日ごろから考えるようにすることが、生涯無事故の秘訣だと語っていました。
また、常に「周りのドライバーは全員頭がおかしい」と思って運転しているそうです。(笑)
さすがに大袈裟な気もしますが、そういった意識が旅行先など事故を防いでくれるのでしょう。
往復300kmの運転旅行を終えて
今回、ペーパードライバーの僕が300km運転旅行で、学んだことは「車両感覚」を掴む大切さと、「タクシー」の恐ろしさです。
(善良タクシードライバーの皆さんすみません)
冗談はさておき、今回の300kmの旅ではさすがに疲れましたが、非常に得るものが多かったです。
車両感覚をつかめたことで車を自由自在に扱うことができ、車と仲良くなった気分です!
友達とのドライブ旅行にも、どや顔して行くことができそうです。(めでたしめでたし
皆さんもペーパードライバーを卒業したくなったら、ベテランドライバーに頼んで同乗してもらい、とりあえず300km旅行しながら運転してみましょう!
ペーパードライバーのみなさんも旅行で楽しく運転できるようになりますように。
(補足になりますが、今回の300kmの旅行では「ニコニコレンタカー」で自動車をお借りしました。
一番安いKクラスの自動車を選んだので、12時間レンタルで2500円ほどでした。
安すぎる!次回のドライブ旅行でも利用しようかと思います。)
最後までお読みいただきありがとうございます。
(↓榛名湖で撮影した写真。夏らしい天気で気持ちいい旅行になりました。)