鉛筆を効率よく削れる鉛筆削り。無印良品・カール事務器などメーカーのアイテムから100均の商品まで幅広く売られています。しかし、電動・手動・コンパクトなミニサイズなどさまざまで、どれがよいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、2024年おすすめの鉛筆削りを、選び方のポイントからタイプ別の人気商品まで徹底解説します。安全性や機能性にも注目し、用途に合わせた商品選びをサポートしていきます。
おすすめの鉛筆削りの選び方ポイント
まずは、鉛筆削りの選び方について、5つの重要なポイントをご紹介します。
タイプで選ぶ(電動・手動・携帯)
鉛筆削りは大きく「電動タイプ」「手動タイプ」「携帯タイプ」の3種類に分類されます。それぞれに特徴があるので、使用シーンに合わせて選びましょう。
電動タイプの特徴
・鉛筆を差し込むだけで自動で削れる
・一度に多くの本数を削るのに便利
・均一な削り具合を実現
・電源(コンセント・電池・USB)が必要
手動タイプの特徴
・シンプルな構造で壊れにくい
・長く使える耐久性の高さ
・電源不要で場所を選ばない
・削るのに多少の力が必要
携帯タイプの特徴
・筆箱やペンケースに収納できるコンパクトさ
・どこでも気軽に使える手軽さ
・価格がお手頃
・削りカスの処理に注意が必要
安全性をチェック
特に子どもが使用する場合は、安全機能の有無をしっかりと確認することが重要です。主な安全機能には以下のようなものがあります:
■オートストップ機能
ダストボックスを外すと自動的に動作が停止する機能。刃に触れる事故を防ぎます。
■オーバーヒート防止機能
長時間の使用で本体が熱くなった際に自動停止。故障や火災を防止します。
■指挟み防止機能
手動タイプに搭載されている、指を挟みにくい構造設計。
機能性で比較する
よく使う方は、便利機能の有無もチェックポイントです。以下のような機能があると使い勝手が大きく向上します:
■芯先調整機能
芯の太さや長さを調整できる機能。用途に応じて使い分けられます。
■削りすぎ防止機能
適度な長さで自動停止し、鉛筆の無駄遣いを防ぎます。
■ダストボックスの容量
大容量だと頻繁な掃除が不要で手間が省けます。
サイズと設置場所で選ぶ
鉛筆削りを置く場所や使用頻度によって、最適なサイズは変わってきます。以下のポイントを確認しましょう:
・設置スペースの確保が可能か
・コンセントの位置(電動タイプの場合)
・持ち運びの頻度
・収納場所の有無
価格帯で選ぶ
タイプ別の一般的な価格帯は以下の通りです:
・電動タイプ:2,000円〜4,000円
・手動タイプ:1,000円〜3,000円
・携帯タイプ:300円〜1,000円
高額なものが必ずしも最適とは限りません。用途や使用頻度に応じて、コストパフォーマンスを考慮しましょう。
電動タイプのおすすめ鉛筆削り5選
1. Deli「電動鉛筆削り 68659」
透明なダストボックスで削りカスの量が一目でわかる、使いやすい電動鉛筆削りです。3段階の芯先調整機能を搭載し、用途に応じて調整可能。スケッチや書道など、幅広い場面で活躍します。
【スペック表】
販売価格 | 700円前後 |
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おすすめ度 | ★★★★★ |
サイズ | 6.7×7.5×8.0cm |
重量 | 165g |
特徴ポイント | ・3段階芯先調整機能 ・USB給電/乾電池両対応 ・透明ダストボックス ・オートストップ機能 |
2. TOKAIZ「充電式鉛筆削り TPS-001」
かわいいアニマル風デザインで、子どものプレゼントにもぴったりな充電式鉛筆削りです。実用性とデザイン性を両立し、充電式なのでコードレスで場所を選ばず使えます。
【スペック表】
販売価格 | 2,000円前後 |
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おすすめ度 | ★★★★☆ |
サイズ | 8.1×8.1×11.7cm |
重量 | 270g |
特徴ポイント | ・大容量リチウムバッテリー内蔵 ・自動ロック機能搭載 ・過熱保護機能付き ・芯の太さ3段階調整可能 |
3. ナカバヤシ「PACATTO NEK-101BK」
フルオート機能搭載で、引き込み・削り・戻しまですべて自動化された高機能モデルです。ボタン1つで底蓋が開く設計で、削りカスの処理も簡単です。
【スペック表】
販売価格 | 4,000円前後 |
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おすすめ度 | ★★★★★ |
サイズ | 8.2×16.0×12.3cm |
重量 | 455g |
特徴ポイント | ・パカット式ゴミ捨て機能 ・3段階芯先調整 ・オートロックレバー付き ・1回の充電で約400回使用可能 |
4. アスカ「電動シャープナー EPS140」
芯先調整機能付きで、ハイパワーな削り心地が特徴のプロフェッショナルモデルです。大容量のダストボックスを採用し、頻繁な掃除の手間を軽減します。
【スペック表】
販売価格 | 2,100円前後 |
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おすすめ度 | ★★★★☆ |
サイズ | 14.6×11.2×10.5cm |
重量 | 1,090g |
特徴ポイント | ・5段階芯先調整機能 ・待機電力0Wエコ設計 ・5色カラーバリエーション ・安全オートストップ機能付き |
5. ソニック「リビガク フリーキー LV-1587」
場所を選ばない乾電池式で、シンプルなデザインが人気の電動鉛筆削りです。軽量コンパクトながら、安全機能も充実しています。
【スペック表】
販売価格 | 1,800円前後 |
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おすすめ度 | ★★★★☆ |
サイズ | 8.9×8.9×8.9cm |
重量 | 220g |
特徴ポイント | ・オートストップ機能 ・スライドロック機能 ・オーバーヒート防止機能 ・乾電池式で持ち運び可能 |
手動タイプのおすすめ鉛筆削り5選
1. カール事務器「エンゼル5 ロイヤル3」
確かな切れ味と耐久性を誇る、日本製の本格派手動鉛筆削りです。特殊鋼製の切れ味鋭い刃と、鉄製の丈夫なボディが特徴。芯の太さを2段階で調整できます。
【スペック表】
販売価格 | 3,500円前後 |
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おすすめ度 | ★★★★★ |
サイズ | 7.3×12.6×13.2cm |
重量 | 461g |
特徴ポイント | ・2段階芯先調整機能(0.5mm/0.9mm) ・鉄製の高耐久ボディ ・ムダ削り防止機能 ・六角・丸軸・三角軸対応 |
2. ナカバヤシ「手動鉛筆削りき DPS-H101」
コンパクトで使いやすい、クランプ付きの定番手動鉛筆削りです。軽い力で削れるため、小さな子どもでも快適に使用できます。
【スペック表】
販売価格 | 600円前後 |
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おすすめ度 | ★★★★☆ |
サイズ | 7.5×11.0×12.0cm |
重量 | 190g |
特徴ポイント | ・クランプ付きで固定可能 ・軽い力で削れる設計 ・5色カラーバリエーション ・コンパクトサイズ |
3. 無印良品「手動式鉛筆削り・大」
シンプルなデザインと機能性を両立した、デスクに馴染む鉛筆削りです。はさむ部分がゴム製で鉛筆を傷めにくく、芯が折れにくい設計が特徴です。
【スペック表】
販売価格 | 1,900円前後 |
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おすすめ度 | ★★★★☆ |
サイズ | 7.0×12.0×13.0cm |
重量 | 350g |
特徴ポイント | ・ゴム製チャック採用 ・大容量ダストボックス ・安定感のある設計 ・モノトーンデザイン |
4. ソニック「トガリターン」
鉛筆が削り上がると自動で出てくる、画期的な機構を採用した手動鉛筆削りです。削りすぎを防ぎ、効率的に鉛筆を使用できます。
【スペック表】
販売価格 | 1,600円前後 |
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おすすめ度 | ★★★★★ |
サイズ | 8.4×12.1×14.1cm |
重量 | 230g |
特徴ポイント | ・リターン式ムダ削り防止機能 ・透明ボディで中が見える ・六角・三角・丸軸対応 ・大容量ダストケース |
5. アスカ「らくらくあんしんけずりき PS70W」
指をはさみにくい安全設計で、子どもでも安心して使える手動鉛筆削りです。スリムな設計ながら、ダストボックスは大容量を確保しています。
【スペック表】
販売価格 | 700円前後 |
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おすすめ度 | ★★★★☆ |
サイズ | 13.9×5.7×13.9cm |
重量 | 280g |
特徴ポイント | ・指はさみ防止設計 ・ムダ削り防止機能 ・芯先調整可能 ・3色カラーバリエーション |
携帯タイプのおすすめ鉛筆削り5選
1. ステッドラー「鉛筆削り 2穴 No512-001」
プッシュボタン式で容器がうっかり外れるのを防止する、使いやすい携帯用鉛筆削りです。鉛筆用と色鉛筆用の2つの穴があり、用途に応じて使い分けられます。
【スペック表】
販売価格 | 500円前後 |
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おすすめ度 | ★★★★★ |
サイズ | 4.15×4.15×5.7cm |
重量 | 41g |
特徴ポイント | ・プッシュボタン式でワンタッチ開閉 ・2穴タイプ(標準・太軸用) ・ドイツ製の確かな品質 ・コンパクトサイズ |
2. ファーバーカステル「鉛筆削り(角型)」
スライド式ケースを採用し、コンパクトに収納できる携帯用鉛筆削りです。標準と太軸の2つの削り穴があり、さまざまな鉛筆に対応します。
【スペック表】
販売価格 | 300円前後 |
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おすすめ度 | ★★★★☆ |
サイズ | 3.3×7.1×2.2cm |
重量 | 20g |
特徴ポイント | ・スライド式でコンパクト収納 ・2穴タイプ搭載 ・削りカスが散らばりにくい ・筆箱にフィット |
3. 中島重久堂「鉛筆削り No.531S」
鋭い切れ味と小さなボディが特徴の、キューブ型携帯用鉛筆削りです。持ち運びやすい超軽量設計で、芯を鋭角に削れます。
【スペック表】
販売価格 | 800円前後 |
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おすすめ度 | ★★★★☆ |
サイズ | 2.3×3.0×3.8cm |
重量 | 13g |
特徴ポイント | ・シャープな切れ味 ・キューブ型コンパクト設計 ・ガンメタ/スモークカラー ・削りカス容器付き |
4. クツワ「STAD トガール」
5段階の削り具合調整が可能な、機能性の高い携帯用鉛筆削りです。クリアカラーのスタイリッシュなデザインも魅力です。
【スペック表】
販売価格 | 2000円前後(5個セット) |
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おすすめ度 | ★★★★☆ |
サイズ | 4.9×2.7×6.5cm |
重量 | 25g |
特徴ポイント | ・5段階削り調整ダイヤル ・豊富なカラーバリエーション ・クリア素材採用 ・ダストケース付き |
5. ソニック「ラチェッタ ハンディ鉛筆削り」
左右交互に回すだけで簡単に削れる、独自のラチェット機構を採用した携帯用鉛筆削りです。お知らせ機能付きで削りすぎを防止します。
【スペック表】
販売価格 | 300円前後 |
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おすすめ度 | ★★★★☆ |
サイズ | 3.6×4.0×5.1cm |
重量 | 16g |
特徴ポイント | ・ラチェット機構採用 ・削り上がりお知らせ機能 ・2段階芯先調節機能 ・手が疲れにくい設計 |
よくあるトラブルと対処法
芯が詰まったときの対処法
芯詰まりは鉛筆削りでよくあるトラブルです。タイプ別に適切な対処法を実施しましょう。
電動タイプの場合
1. 必ず電源を切るか電池を抜く
2. ダストボックスを外す
3. 本体を上下に軽く振る
4. 詰まった芯が落ちない場合は、新しい鉛筆を挿入して削ることで詰まった芯を押し出す
5. 絶対に先の尖ったもので無理に取り出さない
手動タイプの場合
1. ハンドル部分を取り外す
2. つまようじなどで詰まった芯を慎重に取り除く
3. 刃に触れないよう十分注意する
4. 取り除けない場合は無理せず専門店に相談
鉛筆が取り出せなくなったときの対処法
短くなった鉛筆が取り出せなくなるトラブルへの対処法です:
1. 手動タイプの場合はハンドルを逆回転させる
2. 電動タイプの場合は本体を軽く振る
3. 無理な力を加えず、取れない場合はメーカーに相談
4. 予防策として、短すぎる鉛筆(5cm以下)は使用を避ける
切れ味が悪くなったときのメンテナンス方法
定期的なメンテナンスで切れ味を保ちましょう:
1. こまめにダストボックスを掃除する
2. 刃の周りに付着した削りカスを柔らかいブラシで除去
3. 替刃対応モデルは適切なタイミングで交換
4. 潤滑油は使用せず、乾いた状態を保つ
まとめ
鉛筆削りは、日常的に使う文具だからこそ、自分に合った使いやすいものを選ぶことが大切です。以下のポイントを参考に、ベストな1台を選んでください:
■使用頻度で選ぶ
・頻繁に使う→電動タイプ
・たまに使う→手動タイプ
・持ち運びが多い→携帯タイプ
■重視するポイントで選ぶ
・安全性→安全機能搭載モデル
・デザイン→インテリアに馴染むもの
・コスパ→シンプル機能の手動タイプ
・使いやすさ→フルオート機能付き電動タイプ
鉛筆削りは適切なメンテナンスを行うことで、より長く快適に使用できます。この記事で紹介した商品の中から、ぜひお気に入りの1台を見つけてくださいね。
※本記事の商品価格は調査時点のものであり、市場状況により変動する可能性がございます。ご検討の際は、各販売店・メーカーの公式サイトで最新価格をご確認ください。