万年筆の館

おすすめ万年筆をご紹介

万年筆の魅力とは?若者から年配の方までメリット満載でおすすめ

万年筆

みなさん文房具は何をお使いですか?

おそらくシャーペン、ボールペンが一般的でしょう。

そんな中で、今回私が紹介したいのは「万年筆」です。

 

万年筆と聞くと、なんだか芝居が高いような気がしてしましまいますね。手入れも面倒くさそうだし、特別な時にだけ使うもの、年配の方が使うものといった印象でしょうか。私はそうでした。

 

しかし!それは非常にもったいないです!

万年筆は実際に使いだすと、魅力がたっぷりで、若者も年配の方も普段使いできる非常に素晴らしい代物なのです。

 

今回は幅広い年代の方におすすめな万年筆の魅力を皆さんに伝えていきたいと思います!

万年筆とは?

そもそも万年筆とはどのような代物なのでしょうか。

万年筆というのは、その名の通り「末永く使える長寿な筆記用具」です。

といことで万年筆の魅力を詳しく見ていこうと思います。

 

万年筆の魅力・メリット

万年筆には非常に魅力的なポイントが満載です。

書き心地が良い

万年筆は筆圧をかけることなく、スラスラとなぞるように書くだけでしっかりとした文字を書くことができます。

スラスラと流れるような書き心地はボールペンでは味わえない気持ちよさです。

僕も初めて万年筆の書き心地を味わったときは感動しました。

 

そして、なによりも筆圧がほとんど必要ないので手が疲れにくく長時間の執筆作業にもぴったりです。

 

文字が美しく書ける

万年筆で書かれた文字はとても味わい深く、きれいに見えるというメリットがあります。

この理由は、万年筆で書く文字には、色の濃淡がはっきりしていて、線の強弱もボールペンなどでは絶対に出せない魅力的な独特の味わいがあるからです。

 

そして、筆圧によって時の太さやインクの出方も変わるため、トメ、ハネ、ハライといったものがとても美しく表現されます

 

万年使える

万年筆はその名の通りしっかりと手入れをすれば何年で使い続けることができます。

インクがなくなればインクを補充すればいいですし、壊れたら修理することで半永久的に使えます。

半永久的に使い続けることができるので、非常に愛着感をもって使う事ができます。

これはボールペンにはない万年筆の魅力ですね。

 

ファッション性を追求できる

万年筆は蓋を開けた時にその特徴的なペン先の見た目から、一目で万年筆であるとわかります。

ボールペンが一般的な中、万年筆を使う人があまりいないので、万年筆を使っている人はなんだかおしゃれで目立ちます

 

自己満足かもしれませんがやはり人と違うというのは大きいな魅力の一つです。

 

オリジナル性がある

万年筆は使い続けることでニブポイント(ペン先)の紙に当たる部分がすり減っていき、自分の書く時の癖が万年筆染みつきます

このことによって、自分が書くときはスラスラと流れるように書くことができますが、他人が使うと紙に引っかかったりしてうまく書くことができません。

 

このように大切に扱い、育てていくことで自分だけの一品になり自分の一部のように感じることができます。これが大きな愛着審になって万年筆が可愛く見えてきます。

 

手軽に所有欲を満たせる

万年筆は趣味性も高く、所有欲をそそりますが、大きなポイントは価格が比較的安価な点でしょう。

また、場所をとらないのも良いところですね。置き場所に悩まず、気軽に飾ることも可能です。

 

万年筆のデメリット

大変魅力的な万年筆ですが、注意すべきデメリットもいくつかあるので紹介します。

 

乾燥に弱い

インクを使っているという性質上、乾燥には弱いです

したがって、キャップを外したままで放置しておくとインクが固まってしまいます。キャップの付け外しが面倒くさいという煩わしさはあります。

 

定期的な手入れが必要

万年筆を長く使い続けるためには、時々ぬるま湯で中を掃除してあげ、定期的なお手入れをすることが必要不可欠です。

やっぱりこの手入れのひと手間が面倒くさいと感じる人もいると思います。

しかし、万年筆の最大のお手入れは毎日使ってあげて書くことです。しっかりと使ってあげればお手入れは半年に1回程度でも十分でしょう。

 

価格が高い

気になるのはボールペンと比べてしまうとやはり価格が高価なことですよね。

高価なものの値段は挙げたらきりがないです。

安価なものは1000円ぐらいから購入できますが、100円で購入できるボールペンと比べるとやはり高いですね。

しかし、一度購入すれば半永久的に使うことができるので、一生ものの代物と考えれば納得できる価格でしょう

 

インクの取り換えが必要

当たり前のことですがインクがなくなったら補充が必要です。その補充が若干面倒くさいです。

しかし、この面倒くささはインクカートリッジを使うことで解決できます。

しかし、僕的には万年筆のインクを補充するのも楽しさ、魅力の一つです。

 

手書きの魅力

デジタル化が進み、手書きをする機会が少なくなった今だからこそ、万年筆を手にしてみると、不思議と誰かに手紙を書きたくなったり日記をつけたくなったりします。

また、インクの色を変えることができるのも万年筆の良いところですね。

一度使うと「手で書くこと」そのものが楽しくなります

 

万年筆が持つ個性的な風合いは、文字以外の何かを書いてみたいと思わせてくれるます。そんな時は万年筆でお絵描きしてみると面白いです。

水性インクの濃淡や滲みを上手く利用できれば、まるで水彩画のように仕上げることもできます。

 

万年筆は日常に彩りを添えてくれる

万年筆はインクの種類や使い方によって、無限の可能性を秘めていて、その魅力に病みつきになってしまう方もいらっしゃいます。

 

今まで万年筆とは関わる機会がなかった方もこの機に使い始めてみてはいかがでしょうか。

今まで味わったことのない体験をすることができるかもしれませんよ。